美術勉強会「土曜会」第四回レポート

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2016年7月30日、なかのZEROにて美術勉強会「土曜会」が行われた。

タイムスケジュール
15:00 オープニング
15:20 [講義1] 5人の美術批評家から考える戦後日本美術史 / 講師: じょいとも
15:45 [講義2] かわいさの戦略性 / 講師: 山田はじめ
16:10 [講義2] エンチャントされたフィールド / 講師: アラン

講義1:5人の美術批評家から考える戦後日本美術史

まず主催のじょいともによる講義では、通常は作家論から語られることの多い美術史を、批評家たちを起点にして検証した。
その中で、戦後を代表する美術批評家として瀧口修造、針生一郎、中原佑介、東野芳明、宮川淳の5人を取り上げ紹介した。

講義2: かわいさの戦略性

土曜会の第2回目で「イケてる絵画の基礎構造」を発表して以来の講師である山田はじめは、「かわいさ」を「動物的欲求」と言えるほど純化可能な概念として捉え、多くの例を挙げながら論じた。「かわいさ」は近年のkawaii文化などバズワードとして扱われがちであるが、山田はそれを一貫して冷徹に俯瞰しながらも、ジョークを交えた語り口で参加者を惹きつけた。

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講義2:エンチャントされたフィールド

最後は、パープルーム予備校生として知られるアランが講義を行った。
アランは「ゲームは世界構造の化身」「美術もゲームである」といった命題を、ゲームの歴史やプレイヤーの心理状態などから詳細に論じた。
ゲームはルールなどの論理的な面白さだけでなく、ビジュアルに代表される「フレーバー」によって左右されるなど、短い講義時間の中でいくつもの示唆的な論点を挙げ、アラン独自の見解を交えながら参加者に紹介した。

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※口頭での講義だったためスライドは無し

おわりに

3つの講義の終了後、参加者で輪となって座談会を行い、また、有志によるライトニングトークが行われた。
ライトニングトークの中で、neraltは島袋八起と共催する「やおきギャラリー」について紹介した。
やおきギャラリー

その後には中野駅前の中華料理屋に場所を移し、夜遅くまでアートについての議論が盛り上がった。

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